2012 / 05
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ピアノを始めてまだ2カ月くらいの小さい女の子、

レッスンの最後に、

ピアノを聞かせてくれると言いました。


どんなピアノを弾いてくれるんだろ?


楽しみに待っていると、

おもむろに椅子に座って、

めちゃくちゃ弾きで、ガンガン音を鳴らし始めました。


すごく楽しそうで、なかなか終わりません。


聴いていると、

めちゃくちゃな中にも、フレージングみたいなものがあって、

時々息を整えるみたいに、長めの休みが入ります。


そして、面白いのは、

時々、

「まちがえた!」と、弾きなおす瞬間があるのです。


めちゃくちゃ弾きにも、間違えってあるんだ・・と、

妙に感心。


こんなに小さい、超初心者の子どもでも、

この子の頭の中には、

この子なりのイメージがあって、

それを表現しようとしているのかもしれません。


ドレミの音の並びとか、

和音とか、

指の動かし方とか、

いろんな規則を教えながら、

今の素直な表現の楽しさを、音楽のルールに乗った楽しさに、

つなげていけたらいいな、と思いました。


今日も素敵な一日を



まだ小さい女の子の生徒さん、

昨日はちょっと怒った顔をして、やってきました。


お母さんとケンカしちゃったかな?

と心の中で思いながら、レッスンを始めようとすると、

「弾かないもん!」

そして、「先生のこといじめる」、と。(笑)


それで、

幼稚園で歌っている歌を一緒に歌ったりして、

その子のペースに付き合っていたら、

レッスン室に置いてある、カンガルーのぬいぐるみを持ってきました。


「なんでおなかに子どもが入ってるの?」

と、おなかのポケットに入っている小さなカンガルーを取り出して聞くので、


「カンガルーは、おなかのポケットで、大事に子どもを育てるんだよ。

カンガルーのお母さんは、子どもが大好きなんだね。

○○ちゃんのお母さんも、

○○ちゃんのことが、世界で一番大好きなんだよ。」


と言ったら、

ちょっと反論してましたけど、

いつの間にか、ピアノを弾き始めました。


しかも、初めて弾く曲を、しっかり楽譜を読んで、

集中して頑張りました。


ちょうど、曲の最後のところ、

初めて右手と左手で違うメロディーを弾いているときに、

お母さんが迎えにきて、それを聴いてくれました。

すごく真剣に弾いている様子に、お母さんもびっくり。


帰りに靴を履きながら、

「今日は本気で弾いたんだよ」

と、お母さんに報告する姿が、とてもかわいかったです。


「大好き」って言ってくれるお母さんの言葉は、

たぶん一番の、魔法の言葉なのかもしれないな、と思いました。


今日も素敵な一日を

姉妹で来てくれている生徒さんのお母さんから、

メールをいただきました。

お姉ちゃんのレッスンを、

妹さんが見学したがっているということです。


もちろん、大歓迎ですと、お返事をしました。


お姉ちゃんが弾く姿に憧れて、

妹さんは、最近ピアノを始めました。

まだ初めの教材の最初の方をやっていますが、

よく練習してくるので、進みもはやいです。

何より、

嬉しそうに弾く様子が、とてもかわいいです。


その子が、

お姉ちゃんのレッスンも見てみたいと言っているのだそうです。


すごいな、と思いました。

子どもは自分で自分を成長させる力を持ってますね。


普通に、

「こうしたい」「こうなりたい」という気持ちを表現しながら、

自分でちゃんと、成長していくんでしょう。


そんな様子を見せてもらえるピアノの先生のお仕事、

ほんとに幸せな仕事ですね。



今日も素敵な一日を



ちょっと凹むことがありました。


凹んでる時って、

実は何に凹んでるのか、自分でもよく分からなかったりします。


そこから何か学べばいいんだとか、

一見アンハッピーなことも、ほんとはラッキーな出来事なんだとか、

いろいろ頭で考えてみても、

なんだかすっきりしないです。


で、ちょっと息子に愚痴ってみました。

そうしたら、


「自分のやり方でやればいいんだよ」

と、ひとこと。

そして、

「また上手くいく時もあるよ」、と。


たしかに、

自分では気づかないけど、私には私のスタイルがあって、

それが私の個性なんだし、

そういう私だから、他の人との違いがあるんだし、

それは私にとっても、まわりの人にとっても、

大事なことなんだな、と思います。


そっか。

自分らしくやるってことの、

自覚を促してくれる出来事だったんだな、きっと。


今日も素敵な一日を

玄関のチャイムが鳴ったので、出てみたら、

ランドセルを背負った生徒さんが立っていました。


レッスンの日ではなかったので、

どうしたの?と聞いてみると、


「ぼく、今日学校で大変だったんです。

仲いい友達がみんな休みで、休み時間にすることがなくて」

と、話し始めました。


「大変だったねぇ。

長い休み時間はどうしてたの?」

「図書室の先生が来て本を読んでくれたので、助かりました。」

「そっかあ、良かったねぇ。」

「今ぼく鮭の赤ちゃんを飼ってて、

今日はそのエサをもらったんです・・・・」


などとしばらく話をしてから、

「じゃあ」

と、帰っていきました。


私の家は、その子の通学路にあるので、

学校帰りにちょっとチャイムを押してみたのでしょう。


仲良しの友達がいなくて、

何となく心細かった一日を頑張って過ごして、

その気持ちを、

誰かに聞いてもらいたかったのかもしれませんね。


私はピアノの先生だけど、

この子にとって、

気持ちを伝えたい大人の一人になっているとしたら、

嬉しいな、と思います。


こんなふうに生徒さんたちに励まされてるから、

私は頑張っていけるんだろうな。



今日も素敵な一日を


まある

Author:まある
GCS認定コーチで交流分析士のピアノ講師です。生徒さんの個性を良さとして活かせるレッスンを心がけています。

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